TANAKA Law&Technology

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意匠

特許を受ける権利を譲渡するときが発明者にとって最初で最後のチャンス

職務発明の対価を請求できるのは5年間 職務発明の勤務規則で大事なこと 職務発明規定の必要性 特許出願をするときに提出する願書で、発明者と出願人を特定します. 同じ願書の記載でも発明者と出願人とでは享受できる利益が全く違います.発明者は発明の完成…

建築設計図に冷たい著作権と建築物に優しい意匠権

設計図に冷たい著作権 設計図のデッドコピーしか規制できない 建築設計図と建築の著作物は別もの 建築物は意匠権で守る 著作権よりハードルが低い意匠審査 設計図を無断で使用して勝手に建物が建築されたとき、真っ先に思いつくのが著作権です. 確かに著作権…

洋服や家具という実用品を著作権で守る

家具に著作権を発生させる 著作権を発生させるための工夫 洋服のデザインにも著作権 工業デザインに著作権を発生させて海外の摸倣から守る 知的財産権が満了して誰でも使えるパブリックドメインになったデザインを施した「ジェネリック家具」. ライセンス料…

誰がどのように「似ている」を判断するのか

「似ている」発明 「似ている」商標 「似ている」意匠 「似ている」著作物 不正競争防止法 なぜ専門家の「似ている」はずれているのか キャラクタの著作権、ロゴマークの商標権、デザインの意匠権、技術の特許権. 知的財産権の侵害を判断するときにしばしば…

意匠権とクラウドサービスは相性がいい

クラウドサービスは日本だけではなく海外からもアクセスできるという国境を越えたサービスです. もし新しいクラウドシステムを開発した場合、その知的財産を守るためには日本だけでは不十分です. 知的財産を守るための法律には国境があり、国外には法律は及…

同じデザインを使い続けることが最高のブランド戦略

製品の機能を改良し続けることは必要です. しかし、デザインは新しさを求めずに同じ形を使い続けるという選択があります. 累積的に進歩する技術に対して20年程度の周期で繰り返すのがデザイン. 20年前の技術が良いということはありません. しかし、20…

中国へ提供する技術は特許技術に限る

2015年に発表された中国製造2025. 「2025年までに世界の製造強国入り」というロードマップを示しています. すでに中国製造2025を実現するために数多くのプロジェクトが実施されています. そして、これらのプロジェクトを推し進めるために日…

商標のように使えるかもしれない欧州の意匠

本物そっくりのミニカーが自動車の意匠権の侵害になる欧州と侵害にならない日本 商標と意匠の違い 存続期間が有限の意匠と半永久的な商標 欧州意匠の特徴は物品の運用です. 物品と外観デザインを一体として権利範囲を定めている. これが日本の意匠制度. 欧州…

著作権と意匠権、権利の二重取りをすすめる理由

創作すれば権利が発生すると言われている著作権. 正確には保護に値する「創作物」を創作すれば権利が発生するのが著作権です. 裁判になるまで分からない著作権 自分が創作した創作物が、保護に値する創作物なのか、保護に値しない単なる創作物なのか. 最終的…

特許権・実用新案権・意匠権を取得する目的をはっきりさせる

特許の相談を始める前に、 特許を取得する理由を確認するようにしています。 企業の知財部から依頼がある場合は、 特許を取得する理由ははっきりしています。 それ以外の場合、 技術オリエントの企業も含めて特許を取得する、 このことが目的になっているこ…

萬屋書店の内装デザインが意匠登録された

天井まで延びる書架と、書架に囲まれた小部屋という独特な内装デザインで有名な萬屋書店。 その内装デザインが意匠登録された。 日本第一号の内装デザインの意匠権の誕生である。 2020年4月1日の法改正と同時に出願して登録されたのは10月8日なので…

技術は意匠でも保護することができる

特許は技術を保護し、意匠はデザインを保護する、という考え方は、間違いではない。 しかし、この考えでは、意匠のおいしいところを活用することができない。 特許も意匠も技術を保護することができるのである。 ただ保護の手段と方法が違うだけに過ぎない。…

意匠なら180日もあれば登録される

意匠の審査は本当に早い。 180日もあれば登録されるという意味は遅くても180日ということ。 実際は3から4ヶ月で登録されるケースが多い。 忘れた頃に拒絶理由が通知され、4割程度しか登録されない特許に比べれば遥かに使い勝手がいい。 180日と…