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輸入者・権利者のための知的財産コンサルティング

著作権

料理写真の投稿は著作権で禁止できる

料理に著作権があれば写真の投稿を禁止できる 著作権がなくても料理の写真の投稿を禁止できる 著作権がない料理に著作権を発生させる 料理の写真を無断で投稿すると著作権の侵害になる国があります. www.welt.de 代金を支払ったのだから料理は自分のもの! …

「歌ってみた」ら著作権侵害だった!

侵害にならない演奏 営利性の判断は難しい 管理された「歌ってみた」 You Tubeの「歌ってみた」も管理されている 管理外の楽曲は許諾が必要 楽譜通りの演奏 路上で「歌ってみた」をすると演奏権が問題になります. 演奏権とは、自分が作った音楽を他人に無断…

企画書や仕様書は著作権では守れない

企画書や仕様書に書かれているのはアイデア アイデアと表現の違い 創作性がある表現とは アイデアを守りたいなら特許 商品企画に必要な企画書を作り、それに基づいて商品・サービスの開発を進める. システム開発に必要な仕様書を作り、それに基づいてシステ…

建築設計図に冷たい著作権と建築物に優しい意匠権

設計図に冷たい著作権 設計図のデッドコピーしか規制できない 建築設計図と建築の著作物は別もの 建築物は意匠権で守る 著作権よりハードルが低い意匠審査 設計図を無断で使用して勝手に建物が建築されたとき、真っ先に思いつくのが著作権です. 確かに著作権…

商標登録ではなく中国で著作権登録をしておく

商品・サービスに制約される商標登録出願をするなら著作権登録をしておくことも商標トラブル対策の一つです. 商標制度が招いたトラブル 商標制度の間隙を突かれたトラブルが中国で発生しました. 商標制度は商品・サービスごとに独占権を付与します. 全ての商…

人の顔に著作権があるかもしれない

有名人の肖像権と一般人の肖像権の違い 人の顔にも著作権 メイクと著作権 人の顔は著作権ではなく肖像権で保護されます. そしてこの肖像権は有名人だけのものではなく一般人にも認められています. 肖像権は、日本国憲法第13条に規定される「生命、自由 及び…

著作権登録の効果

中国の著作権事情 著作権紛争事件の増加 ソフトウェア開発の増加 著作権登録の効果 創作と同時に発生する著作権. 権利は発生しても権利の存在を証明するのは簡単ではありません. 著作権を使う場合は権利があることを証明しなければなりません. 中国の著作権…

相手の著作権を無効にしてしまうたった一言

登録手続きがない著作権 独自創作を主張されたらお手上げ 独りよがりの独自創作 新しいデザインを創った、新しいプログラムを開発した. 創作物を守ってくれる法律には、特許法や意匠法などの工業所有権法の他に著作権法があります. 著作権法と工業所有権法の…

公衆演奏されて訴える権利者と公衆演奏を喜ぶ権利者がいる

公衆=不特定ではない 人数が多いことが問題 何人までが少数なのか コンテンツを大勢に拡散したいという人もいる 音楽教室の演奏が公衆演奏に該当するとして使用料を徴収するというニュースを聞いて違和感を持つ人が少ないと思います. www.jasrac.or.jp 違和…

洋服や家具という実用品を著作権で守る

家具に著作権を発生させる 著作権を発生させるための工夫 洋服のデザインにも著作権 工業デザインに著作権を発生させて海外の摸倣から守る 知的財産権が満了して誰でも使えるパブリックドメインになったデザインを施した「ジェネリック家具」. ライセンス料…

万引した本を古本屋に売ると著作権の侵害!?

本と著作物は似て異なる 本を買ったら著作権は消える 買った本を古本屋に売るのとは違う ニセモノを仕入れて売った場合も侵害 ニセモノと知っていて商品を仕入れ、ニセモノを第三者に売ることが知的財産権の侵害になる. これは理解できると思います. ニセモ…

「知らなかった」なら許される著作権侵害と「知らなかった」では済まされない商標権侵害

「知らなかった」が免罪符になる著作権 「知らない」こと自体が罪 著作権を調査してはいけない 商標権の調査は必須 商標権と著作権の決定的な違いは「知らなかった」ことの扱いです. あるロゴマークを使っていたとします. そのロゴマークが偶然にも他人の登…

発明と特許の違いは模倣を許すかどうかの違い

単なる発明は模倣を許した発明 発明と著作物の違いは模倣の扱い 発明と著作物は保護対象が違う なぜ特許を取らなければならないのか? 全ての発明が他人の模倣から保護されるわけではありません. 世の中には特許制度の利益を得ている発明と、特許制度の利益…

商標登録はお金がかかる!と思うなら著作権を活用する

商標が使いづらい理由の一つは、商標法で区分されている商品やサービスごとに商標を登録しなければならないからです. もしも世の中に存在する全ての商品やサービスで商標を独占したい. その目的を実現するためには、45ある全ての区分で商標を登録しなけれ…

冒認出願対策なら商標よりも著作権を登録する

使用していない商標は取り消される 冒認出願対策は著作権を使う 使える「著作権」を用意する 使う予定はないが勝手に登録されると困るのでとりあえず中国に商標を登録しておく. 中国は日本と同じように登録主義を採用しています. したがって、中国国内で使う…

誰がどのように「似ている」を判断するのか

「似ている」発明 「似ている」商標 「似ている」意匠 「似ている」著作物 不正競争防止法 なぜ専門家の「似ている」はずれているのか キャラクタの著作権、ロゴマークの商標権、デザインの意匠権、技術の特許権. 知的財産権の侵害を判断するときにしばしば…

他人の著作物を引用するための大切なルール

簡単に使えそうで、実は使い方が難しい「引用」 引用する必然性があるかどうか 形式的な引用ではなく実質的な引用を目指す 著作物を利用するときは著作権者から承諾を得るのが原則です. 一方、著作権者の承諾を得なくても著作物を利用できることもあります. …

知らない間に70年前の著作権を相続している

著作者の死後50年とされていた著作権の保護期間が2018年12月30日施行のTPP法改正により原則、著作者の死後70年に変わりました. 法律を改正するからには、それなりの理由があるはずです. ところが、これまで著作権の保護期間が著作者の死後50年…

JASRACがなければ楽曲の二次利用は不可能に近い

利用したい楽曲の著作権者が誰か、その権利者はどこにいるのか、利用料などの条件は何かという、楽曲を利用するときの事前の作業の窓口となるのがJASRACです。 JASRACが嫌われる理由の一つは、JASRACに利用料を払わなければ音楽を利用できない、というもので…

契約書を制する者はビジネスを制す

問題が起きたあとに整備されるのが法律である以上、法律はその性質上、現実の後追いしかできません。 ビジネスを行ううえで法律を守ることは当然です。 しかし法律に規定されていないことは、それが良いことなのか、悪いことなのか、これは裁判で決着がつく…

模倣品を放置してはいけない

模倣品対策なら特許よりも実用新案と意匠がいい 模倣品対策は日本だけでは足りない 中国だけでは足りない模倣品対策 中国で模倣品を放置するリスク タオバオで模倣品が販売されていたときの対応方法 中国が模倣品天国である理由 「Made in Japan」を表示する…

ものづくり補助金で知的財産権経費をカバーする

ものづくり補助金で補助される経費に、特許権・意匠権・商標権などの知的財産権の取得に要する費用が含まれています。 しかし知的財産権は、出願してから登録するまでに各種手続きがあり、さらに出願から登録までに数年がかかることも珍しくありません。 も…

プログラムの著作権譲渡は翻案権の扱いが成功の鍵

プログラムと翻案権 著作者人格権は譲渡できない 著作権登録と二重譲渡 著作権に対する関心が高まり、著作権について契約を締結するケースが増えてきました. 著作権についての契約で最も多いのが譲渡契約です. 著作権のなかには、小説を映画化したりする翻案…

著作権フリーや開放特許を過信してはいけない

利用発明はフリーではない 特許発明のほとんどが利用発明という現実 著作権フリーにも落とし穴がある 特許権などの知的財産権を開放することがあります. なかには無料で開放する場合も少なくありません. 特許発明を無料で使えるというメリットがあります. し…

キャラクター生地のハンドメイド加工・販売やコスプレ衣装の自作をヤバイと思える感覚を持っていますか?

専門家の判断もあてにできない 裁判所が判断するまではグレー コスプレ衣装の自作も節度が必要 街中のコスプレ衣装はヤバイ 手芸店で販売されているキャラクターがプリントされた生地を使ってバッグなどを作ること自体は何ら違法ではありません. 問題になっ…

コンテンツの無断複製を禁止して無断視聴を禁止しない著作権法の矛盾

著作権法が禁止する行為は権利者に無断でコンテンツを複製等する行為です。 権利者に無断でコンテンツを視聴することを現行の著作権法は禁止していません。 著作権のことをコピーライトという理由はまさにここにあります。 しかし良く考えてみるとコンテンツ…

自称著作権者を信じられますか

相手は本当に著作権者なのか 自分は本当に著作権者なのか 東京五輪の教訓 自分が著作権者であることを保証 著作権の譲渡や許諾の契約をするときは、自分が譲渡や許諾をする権原を持っていることを証明しなければなりません. 特許権や商標権であれば、特許庁…

人物のイラストは著作権が認められにくい

商品やサービスのブランディングのために創るロゴマーク、 これから創るなら人物のロゴマークはやめましょう. 商品やサービスの人気が出始めるとマネをする人も増えていきます. ロゴマークがマネされたら著作権侵害で訴えればいい. でも、もし著作権を頼りに…

「私的使用」だから自分のHPへ画像サイトの画像をアップしてもいい?

デジタル庁トップの著作物の無断使用が取り上げられています。 自信のHPで画像サイトの画像を無断で使用していたそうです。 さてこの記事をみた人のなかには、個人的に使うなら問題ないのでは? と思っている人もいるのではないでしょうか。 たしかに著作権…

弁護士懲戒請求書が著作物として認められたことへの違和感

日産の元会長カルロス・ゴーン氏の弁護士が、自分に宛てられた懲戒請求書を自身のブログで公開したところ、それが著作権侵害に当たるという東京地裁の判決がありました。 懲戒請求書が著作物に該当するとした理由は、 懲戒請求書に記載された「弁護人の関与…